大人のセフレ

寂しいのと身も心も疲れ果てたわたしが出会ったのは大人のセフレ

仕事の忙しさから、2年付き合っている恋人とうまくいかなくなった。
お互い良い年なのに、些細なことで喧嘩したり、相手の行動にイライラしたり。
わたしはただ、相手を尊重しあい、衝突せずに一緒にいられるセフレ関係になりたかっただけなのに、現実は似ても似つかない。
出会い系アプリに登録したのは、ほんの出来心だった。
うんざりするような毎日から目を背けたかったし、わたしが求めるセフレが、そこにいるような気がしたから。
入念に下調べをして、一番安全そうなアプリを選んだ。
悪いことをしているわけではないのに、なぜかいつもより鼓動が早い。
登録はあっという間に完了した。
プロフィール写真は顔までは出さなくても、体の一部とかを乗せると男の食付きがいいらしい。
少し戸惑ったけれど、結局女の子らしいノースリーブのルームウェアを着て、顔から下を撮影した。
写真加工アプリで加工し、アプリにアップロードする。
できあがったピンク色のプロフィール画面は、どう見ても自分のことだとは思えなかった。
ブログを書くと、すぐにたくさんのメッセージが届いた。
サラリーマン、自営業、医者、美容師…様々な肩書きを持った男たちが、わたしを求めてくる。
結婚を前提に、なんて人もいれば友達から始めましょう、なんて人もいる。
その中からわたしがブログを書くたびにメッセージをくれるひとりの男Sにメッセージを送った。
33歳、不動産業界で働くサラリーマン。
趣味はドライブと映画鑑賞。
当たり障りのない自己紹介と、愛車の横に立つプロフィール写真がなんとなく気になったから。
わたしからのメッセージをSはとても喜んでくれた。
わたしも映画が好きだったから話題は尽きなくて、結局1週間後に会うことになった。
仕事の合間を縫って美容院に行き、前日は入念に体の手入れをした。
彼氏にはもう2週間会っていない。
誰かのために身なりを綺麗にしようとするなんて久しぶりだった。
当日、待ち合わせ場所のカフェに行くと、Sがいた。
写真より少し痩せている。
優しそうな顔つきで、本を読んでいる。
写真と実物があまりにも違いすぎて…なんて話を聞いたことがあったから不安だったけど、まずは一安心。
声をかけると、少し緊張したような顔でこちらを見て、それから笑顔になった。
ひとまず自己紹介をして、他愛もない話を少ししてから一緒に映画を見に行った。
お互い気になっていた新作だったから、終わった後はそのまま夕飯を食べながら映画談義をした。
彼氏はアウトドア一辺倒の人間だったから、こんな風に映画のワンシーンについて真剣に話し合ったことなんてなかった。
わたしが思うセフレ関係に近づけたような気がして、その嬉しさからか、いつもよりお酒が進んでいた。
久々にセックスをしたいと思った。
だから、アルコールでふわふわとした気分のままホテルに行った。
Sは優しく濃厚なセックスをしてくれた。
わたしの肌に触れる指先も、言葉も、何もかもが彼氏とは違う。
恋に落ちる音がした。
それからSとは何度か会って、映画を見て、体を重ねた。
彼氏とは別れた。
彼氏と別れる悲しみを、Sとの時間が消し去ってくれた。
この時間がずっと続くと信じていたのに、突然Sからこの関係を終わりにしようと言われた。
彼女と結婚するのだという。
彼女がいる素振りなんて見えなかった。
わたしはSとセフレ関係になれたわけではなかった。
見たくないものに知らんぷりをしていただけ。
涙も出なかった。
家に帰って、出会い系アプリから退会した。
非日常に溺れるより、現実をしっかり生きたいと思ったから。
明日は美容院に行こう。
誰のためでもなく、自分のために。

 

【埼玉県|20代|女|営業職】


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